ドラえもん もうひとつの"緑の巨人伝"
2008年7月28日
2008年3月28日のドラえもん春休みスペシャルで"キー坊が恋をした","もうひとつの"緑の巨人伝"","ジキルハイド"が放送されました。
これは,公開中のドラえもん映画"のび太と緑の巨人伝"の宣伝として企画されたようですが,その内容は,完全にオリジナルとなっていました。
その中で,とてもおもしろかった"もうひとつの"緑の巨人伝""を紹介します。
この"もうひとつの"緑の巨人伝""は,"のび太と緑の巨人伝"とのつながりは,あまりないかもしれませんが,少女時代のリーレのかわいらしさや,リーレの両親についても知ることができます。
"もうひとつの"緑の巨人伝""は,"のび太と緑の巨人伝"で登場する植物星の王女"リーレ"が,まだ小さかった頃のストーリーです。
植物星で弾き語りをする芸人"のびテン"と"ドラぼてん"という,のび太とドラえもんに似た二人が旅をしていると,城を抜け出したリーレが荷台に落ちてきます。
そして,一行は"禁断の森"という場所へ迷いこんでしまいます。
リーレは,この森にいるという"緑の巨人"を探して,亡くなった両親に会いたいという望みを,どうしても叶えたかったのです。
のびテンたちは,リーレの願いを叶えてあげたいと森を散策しますが,リーレが崖から落ちてしまい,のびテンたちも谷底へ落ちてしまいます。
もうダメだ・・・と思ったその時,リーレの両親の呼ぶ声がして,スルスルと伸びてきた植物たちに助けられます。
リーレは,両親の存在身近に感じることができ,城に戻ることにします。
そして,のびテンたちを議会に呼び,表彰することにしました。
また,"のびテン"と"ドラぼてん"の二人が,とても楽しませてくれます。
またぜひ放送して欲しい作品です!
2008年7月28日|
カテゴリー:ドラえもん映画 緑の巨人伝
ドラえもん 藤子.F.不二雄先生没後の評価
2008年7月18日
1996年に藤子.F.不二雄先生が亡くなってからも,大人気となっていたドラえもんを,決して終らせることはできませんでした。
そして,毎年春にドラえもん映画を上映するために,藤子プロによって毎回舞台を設定して制作され続けました。
しかし,そのようにして製作された作品に対するファンの評価は,藤子.F.不二雄先生自信が手がけたものに比べて,あまり良くなかったようです。
それまでの大長編ドラえもんには,先生の子供の頃からの好奇心や,"ドラえもん"に対する独自の考え方,子どもたちへの心のこもったメッセージが凝縮されていました。
ところが,その想いはもう二度と作品に込めることはできないので,どんなに優秀なスタッフが製作しても,それまで以上の作品をつくるのは難しいことなのです。
たとえば,"南海大冒険"の主題である,無人島・宝探し・マリンアドベンチャーというものは,先生が自ら短篇で幾度も扱ってきたもので,"ふしぎ風使い"も短編の"台風のフー子"を原案にしていますが,どちらの作品も設定が少し安易な感じがします。
ただ,これらの作品にも,ドラえもんに託した先生の夢の土台が,必ず込められているはずです。
ドラえもんには,この夢が込められているからこそ,子供から大人まで何世代も超えて,ドラえもんは愛されているのです。
そのことに価値があるのではないでしょうか。
そして,2005年にリニューアルしたドラえもん映画の第一作目は,原点に戻るという意味を込めて"のび太の恐竜2006"になりました。
"のび太の恐竜2006"は,大筋のストーリーはほとんど変っていませんが,時代と供に進化したアニメ技術を駆使した,スリルあふれる作品に仕上がっています。
もちろん,ドラえもんとその仲間たちとの友情や,のび太たちの夢のある冒険を通した成長という,藤子.F.不二雄先生の守りたかったテーマもしっかり盛り込まれています。
ドラえもんを愛するファンにとって,今後も,どのように大長編ドラえもんが展開を見せてくれるか,目が離せませんね。
2008年7月18日|
カテゴリー:ドラえもん映画 のび太の恐竜2006
ドラえもん"のび太の恐竜"の誕生
2008年7月 8日
1979年に"ドラえもん"の放映が,テレビ朝日で開始されたことで,一気にドラえもんブームが最高潮となりました。
もちろん,ドラえもんの映画化の話が出ていましたが,10分で一話完結として放映されていたので,映画という長い尺で放映するには,それまでとは違う趣向を取り入れなければいけませんでした。
この時,藤子.F.不二雄先生が選んだ作品は,てんとう虫コミックスの第10巻に収録されていた"のび太の恐竜"でした。
最初先生は,長編"ドラえもん"をシリーズ化するつもりは全くなかったようです。
ところが,"のび太の恐竜"で,ドラえもんやのび太たちに,日常の枠を飛び出して,思いっきり活躍させてあげることができて,とてもうれしく楽しかったようです。
そして,毎回長編では,最初に少し大仕掛けな舞台を設定しておいて,そこでドラえもんたちを活躍させることにしました。
日常生活から離れてのびのびと活動し,大冒険をするドラえもんたちや,白亜紀の恐竜たちの描写は,とても良い評判でした。
結果的に,この趣向は大成功に繋がりました。
また,このドラえもん映画シリーズの評価を一段と高めたのは,武田鉄矢さんが作詞された主題歌にあり、先生が亡くなるまで,16作の主題歌を作詞されました。
特に,この"のび太の恐竜"の主題歌"ポケットの中に"は,ドラえもんの夢に満ちた大冒険の世界を,親しみがわく歌詞で表現しています。
この"ポケットの中に"は,その後の映画でも何度か使われており,ドラえもん映画には,なくてはならない存在になったのです。
2008年7月 8日|
カテゴリー:ドラえもん映画 のび太の恐竜