ドラえもん"のび太の恐竜"の誕生
2008年7月 8日
1979年に"ドラえもん"の放映が,テレビ朝日で開始されたことで,一気にドラえもんブームが最高潮となりました。
もちろん,ドラえもんの映画化の話が出ていましたが,10分で一話完結として放映されていたので,映画という長い尺で放映するには,それまでとは違う趣向を取り入れなければいけませんでした。
この時,藤子.F.不二雄先生が選んだ作品は,てんとう虫コミックスの第10巻に収録されていた"のび太の恐竜"でした。
最初先生は,長編"ドラえもん"をシリーズ化するつもりは全くなかったようです。
ところが,"のび太の恐竜"で,ドラえもんやのび太たちに,日常の枠を飛び出して,思いっきり活躍させてあげることができて,とてもうれしく楽しかったようです。
そして,毎回長編では,最初に少し大仕掛けな舞台を設定しておいて,そこでドラえもんたちを活躍させることにしました。
日常生活から離れてのびのびと活動し,大冒険をするドラえもんたちや,白亜紀の恐竜たちの描写は,とても良い評判でした。
結果的に,この趣向は大成功に繋がりました。
また,このドラえもん映画シリーズの評価を一段と高めたのは,武田鉄矢さんが作詞された主題歌にあり、先生が亡くなるまで,16作の主題歌を作詞されました。
特に,この"のび太の恐竜"の主題歌"ポケットの中に"は,ドラえもんの夢に満ちた大冒険の世界を,親しみがわく歌詞で表現しています。
この"ポケットの中に"は,その後の映画でも何度か使われており,ドラえもん映画には,なくてはならない存在になったのです。
2008年7月 8日|
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